皆さんは日々の疲れをどうやって解消していますか?
リラックスする事は精神的・肉体的な疲労を回復する最も有効な手段です。
では、リラックスするには何が最も良いでしょう?
それはズバリ睡眠をとることです。
人間は活動中に多くのエネルギーを消費しています。
頭を使ったり考え事をしたりすることによる脳の疲労、
身体を使う事による肉体的な疲労、
外的内的なストレスによる精神的な疲労など
様々な刺激によって身体は休息を必要とします。
睡眠によって肉体的および精神的な休息をとることによって
これらの疲労を回復することが出来ます。
眠っている時は大脳の活動をおさえたり、心拍数の低下とそれに伴う
血圧の低下などで心臓や血管にかかる負担を軽減させることで
身体の全体的な活動を低下させています。
そうすることによって身体を休め、活力を養うようにします。
肩こりの原因は筋肉の疲労が原因しています。筋肉の疲労回復に睡眠はとても重要な要素となります。
すべての生物は地球に住んでいる限り重力の影響から逃れる事はできません。
普段私たちが生活しているときにはこの重力に逆らって活動しています。
生物が重力に逆らって行動するには筋肉の働きが必要不可欠なのです。
なので、日中いろいろと活動しているとどうしても筋肉は疲労してしまいます。
歩く、物を持つ、物を取る、屈む、座る、ジッと立っていたり、座っているなど、
単純な作業をしているだけでも筋肉が重力に逆らって身体を支えているのです。
この重力からの影響を唯一開放できるのが横になっている時です。
程よく弾力があるベッドや布団に横になると、
重力からの影響が最小限に抑えられるので、体を支える必要がなくなり、
筋肉の働きも最小限に抑えられ、筋肉はだらーんと緩んだ状態、
弛緩状態になるのです。
僧帽筋/肩甲挙筋/頸部筋群/脊柱起立筋群など
これらの筋肉が横になることで重力の影響を受けにくくなるため
症状の軽減に役立ちます。
しかし、枕の高さが合わなかったり、布団が極端に柔らかかったりすると
寝ているときの姿勢が悪くなり、寝ている間に筋肉の緊張が強くなってしまい、
逆に朝起きると肩こりが強くなっていたり、極端な場合、寝違えを頻繁に起こしたりしてしまうことがあります。
自律神経というのは内臓の働きを調整している神経で、
意識とは独立して、無意識の状態でも自動的に調整されている神経で
身体の様々な働きをコントロールしている重要な神経系です。
自律神経系には、交感神経系と副交感神経系の二つの神経があります。
一般的に交感神経は体を活動させる神経で、
逆に、副交感神経は体を休ませる神経とされています。
なので、日中の活動的な時間帯には交感神経系が優位に働き、
夜の時間帯には副交感神経系が優位に働いてきます。
この自律神経系の働きは身体の様々な機能を
自律的にコントロールしています。
自律神経系は筋肉や全身に分布する血管に対しても働いており、
交感神経系は血管を収縮させる作用があり、
逆に副交感神経系は弛緩させる作用があります。
夜寝るときなどは副交感神経系が優位に働くため、
肩こりを起こしている筋肉に対して改善させるのに有効となるわけです。
でも、自律神経系は日々のストレスや生活習慣の乱れ、
健康状態の変化など様々な要因で変わりやすく、
自律神経のバランスが崩れてしまうと不眠症の要因になります。
例えば、寝る時間や朝起きる時間が不規則だったり、
完全に逆転してしまっているような場合、
本来夜に活発に働くべき副交感神経系の働きが抑制されてしまいます。
このような生活が長い間続いてしまうと
自律神経系のバランスを崩してしまう大きな要因になってしまいます。
また、ストレスも多く感じていると交感神経系が優位に働き、
身体は興奮状態になってしまうためなかなか寝付けない状態になります。
寝不足が続いたり、熟睡できない状態が続くと
筋肉の緊張がなかなか取れず、緩みにくい状態になってしまいます。
筋肉の緊張が続いてしまうと血行も悪くなって
さらに、筋肉が柔軟性を失い凝り感が増すため、一日の疲れも取れ難く、
疲れが溜まりすぎてまた寝れない…といった悪循環に陥りやすくなります。
睡眠をとると筋肉が重力から解放されて緩んでくれる。 それと、睡眠をとることで交感神経の働きがおさえられて、血圧が下がると同時に、副交感神経は優位に働いて血管が緩んでくれる。 そうなると筋肉にほどよい血液が流れ、筋肉にたまった疲れも回復!となります。 でも、睡眠不足がつづいたり、ストレスがたまったりすると、筋肉の回復が追いつかなくなってしまい、疲労が蓄積して、肩こりの原因となってしまうというわけです。