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肩こりの原因について:其の五 首や肩の寝違え

肩こりの原因の一つに寝違えがあります。
皆さんは朝起きたら首が痛くて回らなくなった!なんて経験ありませんか?
後から声を掛けられても首で振り向けず、身体ごと振り向かないとならなかったり、ちょっと横のものを見ようと首を動かすと激痛が…。
なんて経験一度はなった事がある方は多いのではないでしょうか?

寝違えの症状とは


寝違えの症状は一般的に首の可動性が明らかに減少して、首を少し動かしたりちょっとでも力を入れると激痛を伴うため、ほとんどまたはまったく首が動かせなくなる状態を指します。
「寝違え」というのは症状名であって、診断名ではありません。
朝起きたときに起きることが多いため「寝違え」と云われていますが、寝違えの状態は決して寝ているときにだけ起こるというものではありません。
寝違えとはどのような状態を指すのか後々お話しますが、同じような状態は日中でも起こることがあります。「朝、首に違和感があると感じていたら午後になって徐々に首が回せなくなってきた」「首を急に捻ったら筋違えを起こして首を動かせなくなった」などの状態も首の状態としては寝違えと同じ状態なのです。

では首や肩の寝違えはどのようにして起こるのでしょうか?


皆さん、足の指をつった経験とかはありませんか?その、つる状態が首や肩の筋肉に起こるのが寝違える状態と同じです。
足の指の筋肉は細く小さい筋肉なので、つってもそれほど痛みがなかったり少しするとすぐに元の状態に戻ったりしますが、首の筋肉は太く大きいためこの筋肉がつってしまうと激痛です。
このつった状態を「スパズム」というのですが、原因としては色々考えられます。

背骨のクッションの役割をしている椎間板が加齢によって薄くなってしまっていたり、背骨に沿って走行している後縦靱帯が硬化しているような状態が基礎疾患としてあると首の寝違えを起こすリスクが高まります。

しかし、最も一般的で大きな原因はやはり慢性的な首や肩の筋肉のコリにあります。
筋肉の柔軟性が慢性的に失われている状態で、寝相が悪かったり枕が合わなかったりする事によって元々慢性的な肩こりにより耐久度が低下しているにも関わらず寝ている間中、大きなストレスが加わり続けるため朝起きたときには首の筋肉の柔軟性が完全に消失してつってしまうような状態になるのです。
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